大家好!!こたうめです。
本日はホワイト企業の探し方、転職方法について紹介していきたいと思います。昨今では労働時間が長い、サービス残業、パワハラ上司、給料激安等々の理由で今より労働環境の良いホワイト企業へ転職をしたいと考えている人って多いのではないでしょうか?ただ、転職といっても経験のない方にとってはある意味冒険に近い行為で、不安や恐怖があると思います。慣れた職場から離れて、新しい職場へいった場合「仕事に慣れるだろうか?」「周りと上手くやっていけるのか?」等様々な事で悩む人も多いです。そんな転職をしたいけど悩んでいる人に向けて、ホワイト企業の探し方、転職まで具体的な方法について作成しましたので、見ていただけたら幸いです。
一昔前の人だと転職はネガティブなイメージがありましたよね。私は1987年生まれの32才ですが、親の世代(70才)だと転職なんてあり得ないという考え方の人が多かったと思います。事実、私も転職しようと決意したときは親に猛反対されました。しかも転職1社目から外資系企業へ行こうとしていた為尚更ですよね。我ながら振り返ってみるとよく決断出来たなと思っています。当時のことを思い返すと「とにかく会社に行きたくない」「日曜が終わるにつれて憂鬱になる」「朝布団から出たくない」「ストレスでご飯が食べれない」等・・結構な会社嫌いでしたwwそれでも転職したのは「現状を変えて人生を豊かにしたい」という強い思いがあったらからです。不安もありましたが転職した結果QOL(生活の質)が向上出来、以前とは比べものにならないぐらいとても満足しています。
参考までに10年の社会人経験の内、既に4社を経験した「私の華麗なる転職歴」ですw
一昔前の方からしたら仕事が続かないどうしよもない奴ですが転職するたびに年収がUPし、休みも多くなり生活が豊かになっています。
社会人1~4年
(内資)動車ディーラーの営業
社会人4~5年
(外資)MR(医薬情報担当者)
社会人5~8年
(外資)動物専用医療機器の営業
社会人8~現在に至るまで
(外資)人用医療材料メーカーの営業
自分の紹介はここまでにして、そろそろ本題に入っていきましょう!
内資系企業と外資系企業の違い
「内資系企業」=「日本資本の会社」
「外資系企業」=「外国資本の会社」
簡単にいうと日本生まれと外国生まれの会社です。自動車会社で例えると「トヨタ」「ホンダ」「日産」が内資系企業、「メルセデス」「アウディ」「BMW」「ゼネラルモーターズ」が外資系企業です。
内資系と外資系で決定的な違いが営業サイドと本社サイドの力のバランスです。内資は営業が強く、外資では本社が強いのです。内資では現場の営業の意見を取り入れて積極的に反映するが、外資の場合は自国の政策を押し付けようとする傾向が強いです。これは株主ファーストという考えがあるからです。また、内資は取引先との付き合い(接待など)を重視する傾向が強いですが、外資は商品が良ければ使用するので付き合い等の交際費は必要ないという考えがあります。また、プライベートに対しての考え方も違いがあります。内資は仕事とプライベートの公私混同が多いですが、外資はプライベートはしっかりと守られている印象があります。それ以外にも給料の違いや、休日に対する考え等異なる部分が多くあります。詳しくは次の章で紹介するメリット・デメリットで紹介させていただきます。
内資系企業と外資系企業のメリット・デメリット
私が実際に感じたメリット・デメリットについて紹介致します。人によっては異なるとは思いますが、そこは1個人の意見として見ていただけたらと思います。
内資系企業
メリット
・リストラのリスクが低い
⇒最近は増えてきましたが、それでも外資に比べて少ない印象です。数字が悪くても人事異動させられる程度で、よっぽどの事が無い限り(法でも犯さない限り)リストラはありません。
・給料体系が年功序列
⇒メリットでもありデメリットでもあるところですが仕事が出来ない人にとっては良い環境です。だって年齢を重ねるにつれて給料がUPしていきますから。
・定年まで働ける可能性が高い
⇒外資に比べると多いとは思いますが、これからの日本は変わってくると思います。
・退職金制度がある
⇒外資では無い退職金制度があります。自分でお金が貯められない人には良い制度ですよね。正直投資等でうまく運用できる人にとってはデメリットになってしまいますが・・
・労働組合がある
⇒労働組合が強い会社などは、業績が悪いときでも会社と交渉し、給料・ボーナスの金額を守ろうとしてくれます。また不当な解雇等からも守ってくれるケースが多いです。
デメリット
・年収大幅UPが見込めない
⇒メリット編でも紹介したように年功序列が強い為、仕事がいくら出来ても給料の大幅UPは見込めません。
・仕事に対するモチベーションが低い環境
⇒年功序列で定年まで働いていけるため努力をしない人が多いです。また努力したところで給料に跳ね返ってこないためモチベーションを保ちづらいです。
・飲み会が多い
⇒内資特有の飲み会。何かと理由をつけて飲み会を開催したがる傾向があります。また、断りづらい雰囲気が蔓延している企業が多いのも事実でしょう。
・公私混同
⇒プラベートの時間を犠牲にし会社の飲み会にいったり、せっかくの休日に社員旅行やらゴルフ等の付き合いがあるため、プライベートと仕事を区切るのが難しいです。
・有給休暇を取りづらい
⇒特に繁忙期や、自分の売上が言っていないとき等は休みづらい雰囲気がある会社が多いです。仮に熱があったとしても37,8度台であれば休まずに出勤する人も多いですし、休まないで働く人を美徳とする文化がありますよね。
外資系企業
メリット
・給料が高い
⇒実力主義の会社が多い為、自信がある方には最高の環境です。やればやるだけインセンティブという形でお金になって返ってきます。
・仕事に対するモチベーションが高い環境
⇒周りも自己向上意欲の高い人が多いため成長を実感することが出来ます。また、数字が悪いとリストラの影響があるため仕事を真剣に取り組む人が多いです。
・有給休暇が取りやすい
⇒有給休暇は個人の権利としての考えが強いため、好きな時に好きなだけ使える会社が多いです。実際に海外では2ヵ月程の長期休暇を取ってバカンスにいくこともあります。
・休日の連絡が無い
⇒休みはしっかりと休む。それが会社員の権利だという認識が強いです。その為休日は連絡が無いのでプライベートを満喫出来ます。
・飲み会が少ない
⇒私がいるアメリカの会社での例になりますが、仕事終わりの飲み会はまず無いです。忘年会や新年会もありません。仮にあったとしても業務時間内でプチパーティーみたいな形で行われるケースが多いです。また、外資に集まる人はプライベートを大事にする人材が多いこともあり飲み会が少ないです。
デメリット
・リストラのリスクが高い
⇒実力主義が強いためリストラが多いです。
・定年まで働ける人が少ない
⇒労働に対する対価が伴っていない場合は容赦なく切り捨てます。特に40代以降の給料が高い人材は、それに見合ったコスパが無いとリストラされるため本当に実力のある人間でないと定年まで残っていけないのです。
・退職金制度が無い
⇒メリットにもなる点ですが、確定拠出年金等で自分で運用していく形になります。運用知識が無い方は退職金制度がある内資の方が合ってるでしょう。
・労働組合が無い
⇒まれに労働組合のある会社もありますが、ほとんど無いと思ってください。その為使えない人材はどんどんリストラにあいます。
メリット・デメリットを見ていただいて自分には内資系企業が合っているのか、外資系企業が合っているのかが判断して下さい。因みに私は以下理由から初転職から外資系を選択し、それ以降も外資で働き続けています。私に似たような方がいたら迷わず外資を選択しましょう!!デメリットを超えるメリットがあると思います。
※外資を選んだ理由
①飲み会が大嫌い
②実力主義が良い
③お金を稼ぎたい
④プライベートが超大事
⑤休暇を自由に取りたい
⑥成長出来る環境で働きたい
外資系、内資系のどちらで働くか決まったら次はホワイト企業を探していきましょう。先ずはホワイト企業・ブラック企業について分からない方に向けて解説します。
ホワイト・ブラック企業の定義
定義といわれると難しいところですが、以下基準で考えていきたいと思います。おおよそ世間一般の考えと同じだと認識しています。
ホワイト企業 定義
【ワークライフバランスの充実】
【離職率が低い】
【「定時帰宅」or「残業が少ない」】
【仕事量の割に給料が高い】
【有給取得率が良い】
ブラック企業 定義
【ワークライフバランスが悪い】
【離職率が高い】
【極端に残業が多い】
【仕事が激務】
【週休取得率が悪い】
等々挙げるとまだまだ出てきますがこんなところでしょうか。働くのであれば誰しもホワイト企業に行きたいですよね。次はホワイト企業、ブラック企業、それぞれが多い業界について解説していきます。
ホワイト・ブラック業界
これから紹介する業界全てが該当する訳ではありませんのでご了承下さい。周りの知人等に聞いた情報や、転職エージェントからの情報で「この業界は比較的ホワイトが多い。ブラックが多い。」等の基準で選定しています。比較的理系の就職先がホワイト、文系はブラックが多い印象です。
ホワイト業界
・インフラ(ガス、水道、電気、通信等)
・医療
・メーカー
・航空・海運
いずれもワークワイフバランスが良く、給料も高い業界です。私のいる医療業界で言えば「後期高齢化社会」に向けて患者さんも増えていく為将来も安泰です。また日当という手当がついたりと待遇も非常に魅力的です。ただし、同じ医療でも国家公務員である看護師や医師、介護士に関しては労働時間が長く、ホワイトな環境とは言えません。あくまで製薬メーカーや医療機器メーカーの話です。
各業界、業種については長くなってしまうため、また別の記事で紹介させていただきます。
2019/12/22追記
医療業界はこちらからどうぞ!
ブラック業界
・小売り
・飲食
・土木
悪質なブラック業界の最大の特徴が法廷基準を超える労働時間です。中には残業代が出ないところもあります。上記で挙げた業界はいずれも給料が低く、労働時間が長い為離職率が高い業界になります。サービス業なんかは利益率も悪く、お客様優先の働き方になるため大変です。
人によって見方が変わる業界
・広告
・金融
・保険
・不動産
・IT
・ゼネコン
上記は過酷な労働時間やパワハラが蔓延していますが、高年収業界でもあるため人によってはホワイトかもしれません。ただし、給料に見合っていないケースが多い為、個人的にはブラックだと思っています。仮に20代で年収1000万円を超えることがあっても労働時間が長ければ健康を害しますし、時間単価で計算したら大して良くないケースがあります。
ホワイト企業・ブラック企業の見分け方
転職する際、転職サイトを利用するケースが多いと思いますが、同時に必ず情報を入れておきたいが企業の口コミサイト。各サイトは会社に勤めている現役の社員やOB、身内や知人等が投稿している為、実際の働いている環境がイメージつきやすく、信憑性も高いです。サイトを閲覧するには登録が必要となりますが、手間をかけて登録をする価値はあります。勿論無料で登録が出来るものです。参考までにリンクを貼っておきますので覗いてみて下さい。
転職会議:https://jobtalk.jp/
openwork:https://www.vorkers.com/
各サイトで企業をしらべていくうちに以下情報が該当した場合はブラック企業として怪しんだ方が良いです。
・頻繁に求人を出している
・離職率が高い
・在籍社員の口コミ評価が悪い
・年収1000万超多数などの誇大表示
ホワイト企業の探し方
一番良い方法は転職エージェントを活用し探すことです。転職サイトを利用して応募するのもいいですが、条件の良い会社ほど転職サイトに掲載されていなく求人をエージェントにしか公開していないケースが多いです。一般公開してしまうと人気のある業界は応募も多くなり、採用担当者が対応しきれなくなるからです。
また、競争率が高い大手ホワイト企業は新卒を育てる文化が根付いており、そうでなくてもスキルや経験を積んだ優秀な人材をヘッドハンティングしてくるという話を聞きます。その中でホワイト企業に入るためには「企業の人事担当者と繋がっている転職エージェント」を活用することで、内定獲得にかなり期待が出来ます。企業の人事担当者と求職者両方の情報を持っているキャリアコンサルタントは、あなたの意欲や、魅力、能力などを企業へプッシュしてくれるので転職が成功しやすいというメリットがあります。
エージェントを利用し数社求人案件を紹介されたら次にやることは企業の「有価証券報告書」を見るのをオススメします。有価証券報告書には会社情報だけではなく社員の平均年齢や平均年収、勤続年数まで載っています。年収が高くても勤続年数が短いようであればブラックの可能性が高いです。それだけ辞めていく人が多いには何かしら理由があるからです。ホワイト企業の目安としては勤続年数10年以上超えるようなところを探すといいと思います。
オススメの転職エージェントについて
多くのエージェントが存在する中でも、私が活用して良かったと思えたエージェントを紹介したいと思います。
リクルートエージェント
・業界トップの求人数が魅力
・様々な業界の求人を満遍なく取り扱い
・面接対策は土日でもサポート
こんな人におススメ!
多くの求人を幅広く見たい方。求人数、転職決定実績ともにNo,1の転職エージェントです※。他社を圧倒する求人数が最大の魅力で、転職業界の人間もその豊富な求人数を求めて登録するほどと言われています。どの業界の求人も万遍なく取り扱っているので、とりあえず登録しておいて損しないエージェントです。
・公開求人数:50,000
・非公開求人数:20,000
マイナビエージェント
https://mynavi-agent.jp/entry/?utm_source=yahoo_001&utm_medium=cpc&utm_campaign=yahoo_001&nst=0
・第2新卒の為の求人多数取り扱い
・中小企業の求人も豊富
・サポートに熱意がある
こんな方にオススメ!
第2新卒の方や熱意のあるサポートを希望する方。マイナビが運営する転職エージェントはリクルートやdodaと比べてると登録者が少ないですが、その分一人一人の転職希望者にかける時間が長く、担当者の評判が非常に高いです。特に20・30代の転職支援に関しては高い転職決定力を持っています。
・公開求人数:5,000
・非公開求人数:20,000
doda
・求人数が業界トップクラス
・女性に特化したサイトがある
・面接対策・書類添削などサポート充実
こんな方にオススメ!
女性の方や実践的なサポートを希望する方。dodaは日本最大級の「転職支援実績」と「取り扱い求人数」を誇る転職サービスです。無料エージェントサービスに申し込みいただくと専任のスタッフが「非公開求人の紹介」をはじめ、転職活動を徹底的にサポートしてくれます。
・公開求人数:50,000
・非公開求人数:70,000
JACリクルートメント
・ハイキャリア向けの求人豊富
・コンサルタントの質が高い
・外資系の求人案件が豊富
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年収500万円以上の高所得の方。年収800万円以上の求人が多数のJACリクルートメント。ハイキャリア・外資系転職なら利用すること間違いなしのエージェントです。求人を紹介してくれるコンサルタントが企業に直接訪問している為、企業の雰囲気や事業戦略など、文面では伝わりづらいリアルな情報を伝えてくれます。
・公開求人数:7,600
・非公開求人数:11,000
まとめ
いかがでしょうか?この記事では内資系企業、外資系企業についてそれぞれの違いやメリット・デメリット、ホワイト企業の探し方から転職方法について紹介させていただきました。転職をしようか迷われている方のお役に立てたら幸いです。
最後にそれでも転職することに躊躇している方に向けて、内資、外資両方とも経験をした私から一言エールを送らせて下さい!!
私も初めは転職することによる不安や恐怖がありました。でも今では全く後悔はないです。だって仕事に行くのが嫌で嫌で仕方がないと思っていた時期が底辺だったから後は上がるしかないでしょ!
世の中星の数ほど会社はあります。色んな業界、会社で働くことで成長にもつながるし、次の転職時には見る目が肥えてきます。例えると、一人の女性とお付き合いして結婚することって珍しいパターンですよね。色んな女性と付き合い、様々な経験をすることで人ととして成長出来ますし、次の女性と出会ったときに経験が生きるのです。
これ冗談じゃなくてマジです!!それに人生一度きりだし、臆病にならずに知らない世界に飛び込んでみるのも楽しいものですよ!!まぁそれでも人それぞれ考え方や生き方がありますので転職を強く勧めたりはしませんが、現状が嫌なら変えた方が良いと思います。
皆さんにとって良い転職が出来ることを心より祈っております。
それではまた!!再見!!