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読めば人生が変わる本「The power of Habit]

大家好!!こたうめです。

15歳からスタートとして現在31歳になるまで累計3200冊(200冊以上/年)以上本を読んできた読書を愛する男です。

そんな私の人生を変えてくれたおススメの本について紹介したいと思います!!

この紹介を通して皆さんの人生がより良い方向へと向かっていくことが出来たら幸いです。

それでは参りましょう!!

 

本日紹介させていただくのは、

The Power of Habit: Why We Do What We Do in Life and Business /RANDOM HOUSE/Charles Duhigg

「習慣の力/チャールズ・デュヒィック」

英語の本を翻訳していきたいと思います!!

本の紹介

In The Power of Habit, award-winning business reporter Charles Duhigg takes us to the thrilling edge of scientific discoveries that explain why habits exist and how they can be changed. Distilling vast amounts of information into engrossing narratives that take us from the boardrooms of Procter & Gamble to the sidelines of the NFL to the front lines of the civil rights movement, Duhigg presents a whole new understanding of human nature and its potential. At its core, The Power of Habit contains an exhilarating argument: The key to exercising regularly, losing weight, being more productive, and achieving success is understanding how habits work. As Duhigg shows, by harnessing this new science, we can transform our businesses, our communities, and our lives.

Amazonより引用

 

私がこの本をオススメする理由

・悪い習慣を断つこと人生が好転する

・科学的根拠に基づいた解説

併せて読むと面白い本

7つの習慣は別の記事で要約しているのでよかったらリンクから飛んでください。

内容

内容は多岐に渡るので抜粋して紹介していきたいと思います。

本の内容を知りたくない方は見ないで下さい!

初めに結論からお伝えしたいと思います。

・悪い習慣を変えれば人生好転

・習慣を変える方法の5ステップ

①習慣の構成要素を把握

②変えたい習慣を特定

③習慣となるきっかけを考える

➃習慣の報酬を特定

➄ルーティンだけを変える

 

初めに

人間は自分の意思で行動を決めていると思っていますが、実はそうではありません。

人間の全行動の4割が習慣で出来ています。

記憶喪失になっていても生活できるのは習慣のおかげです。

 

習慣には「悪い習慣」「良い習慣」があります。

悪い習慣とわかっていても人間は同じ過ち(悪習慣)を繰り返します。

例えば、タバコ、アルコール、ギャンブル、ジャンクフード。

体に害があると分かっていてもついつい口にしたり、行動したりしていませんか。

それは悪い習慣を抜け出すのが人間にとって難しいからです。

しかし、

Keystone habit」要となる習慣を確立することで悪い習慣が変わり人生が好転します。

小さな成功を積み重ねることによって、大きな成功(良い習慣)を手にします。

本書では悪習慣を良い習慣に変え、人生を好転させる方法について書かれています。

何故悪習慣を変えることが難しいのか

あるヘビースモーカーがタバコをやめようと決心した時、

初めは肺も空気がフレッシュな感じで、素晴らしく感じ、数週間はうまくいきますが、、

多くの人は失敗します。

人によっては再び喫煙したり、煙の変わりに食事量が増え体重が増えてしまったりします。

どんなに頑張っても昔に戻ってしまい、悪習慣が繰り返されるのです。

 

何故悪習慣を変えるのが難しいのか?

潜在意識が新しい変化に抵抗して「いつも通り」を維持しようとするからです。

つまり、現状が快適だからです。

多くの場合、その快適さが私たちの悪い習慣の根源でもあります。

脳は良い習慣と悪い習慣の区別がつけられません。

また、一度染み込んだ悪い習慣は消すことが出来いということが判明しています。

 

ただし、悪い習慣を良い習慣に置き換えることはできます。

それをこれから解説していきたいと思います。

習慣を変える方法

5つのステップで変えていくことが出来ます。

①習慣の構成要素を把握

②変えたい習慣を特定

③習慣となるきっかけを考える

➃習慣の報酬を特定

➄きっかけと報酬はそのままで、ルーチンだけを変える

習慣の構成要素を把握

本の著者であるチャールズデュヒッグは習慣の神経学的構造、仕組みについて研究をし発見したことがあります。

私たち人間は習慣を単一のものとして考える傾向があると言いますが、実は習慣は、最初に脳に自動モードに入るように指示するきっかけがあるといっています。

こたうめ
この辺りは日本語訳が難しく、わかりにくくなってしまい申し訳ない。

次の文章の要約から見ていただけると理解が深まると思う。

 

習慣の構成要素は3つあります。

・Cue(きっかけ)

・Ruteine(ルーティン)

・Reward(報酬)

初めにトリガーとなるCue(きっかけ)があり、

次に行動そのものであるRuteine(ルーチン)があり、

最後にReward報酬があります。

具体的な例を紹介します。

・朝携帯のアラームを止めて起きる(きっかけ)

・携帯を持ったままSNSチェック(ルーティン)

・メールがきてたり何か通知があることで脳が満たされる(報酬)

うめ
確かにこういったルーティンは誰もがみんな持っている行動の一つだよね。

その結果脳は将来のためにこの一連の流れ(習慣)をエンコードすることを学ぶのです。

こたうめ
エンコードとは人間の知覚、体験や精神活動を計測可能な脳活動に変換することを指していて、要は、一連の流れを習慣化しちゃうってこと。

 

著者であるチャールズは、習慣の形成は脳の内部にある大脳基底核が関係していると述べています。

→脳が行動に関連するきっかけを固定することで、特定の報酬を得る。

→時間の経過とともに「きっかけ」と「報酬」が増えていくことで「ルーティン」がくりかえされる。

これで悪習慣が出来上がります。

※一度出来上がった悪習慣は消すことができません。

 

チャールズ氏はこの脳の仕組みを有効に活用することで、悪習慣から良い習慣へと変化、定着化させることができると述べています。

では良い習慣に変える方法についてみてみましょう。

変えたい習慣を特定

悪習慣を断つには意図的に習慣と戦わない限りループから抜け出せません。

まずは変えたい習慣を特定することが必要となります。

これは容易に特定できるでしょう。

自分でわかっていることが多いと思います。

わからなかったら家族や周りの人から聞くといいでしょう。

こじろう

・タバコ

・アルコール

・ギャンブル

・一日中スマホをいじる

・おやつのポテチ+コーラ

・無駄遣い

うわー、きりがないよ!!

習慣となるきっかけを考える

変えたい習慣を特定したら次に、習慣となるきっかけを考える必要があります。

きっかけを考える上で覚えてほしいことがあります。

Cue(きっかけ)は5つのカテゴリのいずれかに分類されています。

時間、場所、イベント、感情、他人の5つ。

わかりやすく、具体例を挙げて紹介していきます。

時間:朝起きたらバスルーム→シャワー→歯磨き

場所:キッチンカウンターにいつもクッキーが置いてある→食べる

イベント:携帯の通知→メッセージをチェック→SNSチェック

感情:気分が落ち込む→暴飲暴食orオンラインショッピング(制御が難しい

他人:人からの影響

習慣の報酬を特定

習慣となるきっかけが特定できたら、次は習慣の報酬を特定します。

 

著者は報酬は強力な期待感から生まれ、

欲求は習慣が脳から出てくる時に生まれると述べています。

習慣の報酬を明確に特定しないと、ループから抜け出せないそうです。

 

「報酬」を特定する方法は、

その習慣を行うことでどんな報酬を得たか」を考えることです。

例を挙げて一緒に考えてみましょう。

(例)ストレスで暴飲暴食をしてしまう習慣がある人

・ストレス(きっかけ)

・暴飲暴食(ルーティン)

・???(報酬)

こたうめ

食べ過ぎてしまう人の報酬はなんだ思う?

こた

わかった!!

ストレス解消!!つまり、爽快感だ!

この様に少し考えれば分かることですね。

「報酬」が特定できたら次は最後のステップです。

ルーティンだけを変える

きっかけと報酬を特定できたら後はルーティンを変えるだけで、

「習慣を変えることができる!!」

 

先ほどの例で解説します。

(例)ストレスで暴飲暴食をしてしまう習慣がある人

・ストレス(きっかけ)

・暴飲暴食(ルーティン)

・爽快感(報酬)

きっかけと報酬を変えずに「暴飲暴食(ルーティン)」の部分だけを変えることで習慣が変わります。

本書では具体的な方法として運動(ランニング)することを推奨しています。

今まではストレスで暴飲暴食をすることによって爽快感が「報酬」なっていましたが、ランニングをた後で感じる爽快感が同じ報酬となると言うことです 。

(悪習慣)ストレス→暴飲暴食→爽快感

(良い習慣)ストレス→ランニング→爽快感

「Keystone habit」習慣の要を変えることで人生好転する

悪い習慣が良い習慣に変わると物事を好転し始めます。

上記例でも解説しました暴飲暴食をランニングに変えることで良い習慣が出来ました。

暴飲暴食がなくなれば、日々の健康にも気をつけるようになります。

その結果、食事の内容にも気を使うようになったりと、様々な習慣に好影響を与えます。

このように他の習慣にも影響を与え、好影響が連鎖する事を「Keystone habit」といいます。

さいごに

新しい良い習慣を持つと、脳が変わる。
これは最近の脳科学が、導きだした今世紀最大の発見の一つです。
つまり科学的に、「自分を変えること」が可能だということです。

私達は良くも悪くも習慣に縛られています。
日常の4割の行動は、ほとんど同じだと言います。
決して「思考」して行われているものではありません。

もし自分の「習慣」が健康や経済的安定、幸福度に多大な影響を与えているなら、
これから増々自分にとって、良い習慣とは何か、幸福になる習慣とは何かを考えて、
積極的に新しい習慣を取り入れていかなければいけないと思います。

本書では「習慣の力」を個人の範疇だけではなく、
企業や組織、はたまた社会まで広げて、その有用性を具体的に知ることができます。

この著作のノウハウ(きっかけ、ルーティン、報酬)を利用して、
私達は、自分にとっての「良い習慣」を獲得することが出来ます。
かなりボリュームのある読みごたえがある内容になっていますが是非一読してみてください。

 

 

 

 

 

 

 

長くなりましたが以上です。

それではまた。再見!!

 

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