大家好!!こたうめです。
15歳からスタートとして現在31歳になるまで累計3200冊(200冊以上/年)以上本を読んできた読書を愛する男です。
そんな私の人生を変えてくれたおススメの本について紹介したいと思います!!
この紹介を通して「皆さんの人生がより良い方向へと向かっていくこと」が出来たら幸いです。
それでは参りましょう!!
本日紹介させていただくのは「脳を使った休息術」です。
脳を使った休息術/茂木健一郎
本の紹介
著者はテレビでもよく見かける脳科学者の茂木健一郎氏です。ボーっとする時間が最高のパフォーマンスを生む!!脳を休めて疲れをとる方法について脳科学理論による新しい形の休息術についての本です。忙しい日本人ビジネスパーソン必読!!
こんなこと人へオススメ!
・疲れている人
・最近仕事でもミスが多い人
・脳をリフレッシュしたい人
こんなことが学べる!
学べる
・脳の休息術
内容
突然ですが、、皆さん脳に休息を与えてますか??
「疲れた~」と思ったときにどんな行動をとっていますか??
・寝る
・ゴロゴロする
・マッサージに行く
等々・・・疲れの解消方法は人それぞれあると思います。
たしかに自分なりのリフレッシュ方法で体の疲れはとれるかもしれませんが、「脳がしっかり休めている、とは言えない」と著者である茂木氏は言います。ではどうれば脳が休まるのか??
「疲れを解消させるには、脳を意識的に休ませる必要がある」とのことです。
「意識的??」
「脳を休ませるメリットは??」
疑問に思った方も多いのでは。
そんな疑問も解消出来るよう、私なりに本を要約してみたいと思います。
ネタばれ注意!!
本の内容を知りたくない方は飛ばしてくださいね(^^)/
結論から申し上げますと、
ボーとした時間を過ごすことで「脳を休ませる」です。
「なんだよ。それだけかよ。」とは思わずに最後までお付き合い下さい(=゚ω゚)ノ
私たち日本人は休むことがとにかく苦手ですよね・・・
クリエイティブなことを生み出すにあたり大切なのは集中とリラックスのバランスです。
多くの日本人ビジネスマンは仕事の集中が出来ていてもリラックスしたり休んだりすることが苦手です。
とにかく日本人には休む文化がない!!
皆さんの周りでも「何もしない、休むこと」=「悪」という考えが根付いている人も多いのではないでしょうか。
本書では、
脳を休ませること=DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)を休ませることで、
「最高のパフォーマンンスを発揮」することが出来ると述べらえています。
それでは以下内容にそって順に解説していきます。
①DMNとは
②脳を休める4つの方法
③孤独と交流のバランス
①DMNとは
脳はめっちゃ大食いですww
その大食いである脳の消費エネルギーの内60~80%を占めるのがDMN(デフォルト・モード・ネットワーク)と呼ばれる回路で、脳が意識的な活動をしていないときに働く基礎活動のことだと言われています。
これにはビックリ(+o+)
脳ってこんなに消費してんのかよ!!
ヤベーやつだなと思ったのは私だけでしょうか?
少し詳しく紹介しますと、DMNは内側前頭前野、後帯状皮質、下頭頂小葉などで構成されていて、脳が意識的に活動して「いない」時も稼働します。
つまり、何もしていなくても雑念のある状態だとDMNは稼働し続けるのです。
無意識にスマホをのぞいたり、ゴロゴロしているときに「明日何しようかな~」とか色々考えている時点で全部OUT!!
本当の意味で脳は休まっていません。
脳にしっかりと休息を与えることが大事なのです。
脳のオフの状態=寝ている時、ボーっとしているときです。
それでも24H脳は働き続けていますが、雑念が無い分、休むことが出来るのです。
休んでいるときに脳は「情報整理」をしてくれています。
人間にとって脳の「情報整理」がすごく重要なことです。
意識して休息をしないと脳は疲れて機能が低下します。
つまり、作業効率が落ちていきます。
例えば仕事中以下のようなことが起きてしまいます。
・ミスが増える
・理解力の低下
・集中力の低下
これを避けるために適度なタイミングで休憩の時間をとることが大事です。
具体的には、25分作業したら5分の休息が必要です。
人が無理なく集中できるのが25分と言われているからです。※人によって異なりますので参考程度に。
つまり会社の会議も1時間実施してから休憩では集中力がきれているってことなんですよね・・・それに無駄な会議って本当に多いですから。
会議時間を短縮させ効率UPを目指していきたい方は参考までに以下本を読んでみて下さい。
話はそれましたが、脳にしっかりと休息を与えることが重要だということは理解いただけましたか?
最近イライラしたり、しんどいと感じている人は脳を休めていない証拠です。しっかりと休息を取りましょう!
②脳を休める方法
結論「脳に刺激や情報を与えないこと」
ただし、何もしないというのは難しいですよね。
そこで脳を休めるための方法について具体的に紹介します。
以下の方法は共通して「雑念を振り払い何も考えない」ことが大前提です。
瞑想
やり方:座って目を閉じ、呼吸だけに集中
時間:5分でもOK
効果:理解力、集中力、幸福度のUP、ストレス軽減
入浴
やり方:湯船につかり目を閉じる
時間:適度
効果:脳からa波が出ることで、リラックス効果、ストレス軽減、血液循環が良くなる為心身ともにリフレッシュ
有酸素運動
やり方:軽~中程度のランニング、ウォーキング、水泳等々・・
時間:30分程度
効果:脳機能、身体機能、モチベーション向上、ストレス減
睡眠
やり方:寝る
時間:7~8時間※人によって異なりますのであくまで参考程度に。
効果:脳と体の修復
③1人の時間と、人と会う時間のバランス
脳を休めるには1人の時間が必要です。人と会う事もメリットはありますが脳にとっては1人の方が良いのです。
1人でリラックスや運動することで脳に休息を与えることができます。
だからと言って「ずっと1人でいればいいのか?」というのはNGです。
人と会う事によるメリットもたくさんあります。
別の本になりますが、「幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論」には人と会うことによるメリットが述べらえれています。具体的には以下のようなメリットがあると言われています。
・モチベーション向上
・幸福度向上
・ストレス軽減
人と会うことで・・・
お金、地位よりも幸福度に影響
食事、運動よりも健康度に影響
と様々なメリットがあります。
結論、1人の時間と人と会う時間のバランス配分を考えて過ごしてみましょう!
まとめ
1DMNとは
・脳の休息時に稼働し、稼働中は情報を整理してくれることで最高のパフォーマンスを発揮することが出来る!
2.脳を休める方法
・脳に刺激や情報を与えない
・具体的な方法としては、瞑想、運動、入浴、睡眠などがある
31人の時間と、人と会う時間のバランス
・脳を休めるには1人の時間が大事だが、人と会うことによるメリットもあるのでバランス配分が大事!
おわりに。
皆さんの周りの仕事が出来る人を想像してください。
いつも忙しくてせかせかしている人より、余裕がある人の方が「仕事が出来る」割合が多いと思いませんか?
仕事が出来る人を観察すると、ONとOFFの切替が上手なんですよね(=゚ω゚)ノ
自然と脳のDMNを上手く活用出来ているんだなと思います。
見習わなきゃですね。
皆さんも、DMNを機能させる様に本当の意味での休息を脳に与えてあげましょう!!
もし気になるようでしたら手に取って読んでみて下さい!
それではまた!
再見!!